懐かしの車を見たくなりトヨタ博物館(愛知県長久手市)を訪れました*1*2。
世界の名車、子どもの頃に家にあった車のシリーズ、かつて憧れていた車、いろんな車を見ることができました。素晴らしいことに多くのコレクションが走行可能だとか。実際に走る車からは生気を感じます。
何かを上手くワークさせるためには、良い仕組みと良い動きの両面が求められといいます。
たとえ博物館に展示されているような車であっても、メンテナンスされ、燃料を入れ、ドライバーがいれば走らせることができるように。
さて、企業経営では他社の優れた制度を模倣する場合が実際にあります。それ自体はそれほど悪くはないと思います。
ただし、良い仕組みを手に入れたのであれば、どうぞ大事にしていただきたいのは良い動きです。つまり、「なぜその仕組みが必要なのか」「どのような手段で仕組みを動かすのか」という、いわば燃料とドライバーです。
もう少し具体的に言えば、どのような制度であれ「意義・目的の理解」「実施マニュアルの整備」「会社全体への浸透策」などが必要であろうといえます。
そうしないとせっかく手に入れた良い仕組みも展示されるだけ、仮に動いても生気を感じないのです。
*1 数少ない?愛知県の観光スポットです。リニモ(日本唯一の磁気浮上式リニアモーターカー)に乗っていけますよ。
トヨタ博物館 https://toyota-automobile-museum.jp/
*2 名古屋市内にはトヨタ産業技術記念館もあり海外のビジネスマンに人気だそうです。
トヨタ産業技術記念館 https://www.tcmit.org/